石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

ミッシングリンク

知り合いから、nhk+でやっている、「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」5. ミッシング・リンク、で、パリの国立自然史博物館の内部が観れる旨の連絡を貰い、早速、nhk+の仮登録をして観た。

 

以下、ネタバレですが、兎も角一見の価値あり。(無料は9/4迄)

 

50分番組だが、実にテンポ良く話が進み、恐竜分類の新発見がテーマになっていたり、勿論、博物館内の様子、人間模様も描かれていて大いにたのしめ2回見た。

 

ストーリーはタイトルから分かるように博物館内で専門員の36才女性ダナ・ヴァレが死体で発見され、警部のラファエルと捜査員のアストリッドが知恵を出して犯人を炙り出しながら逆転もあったりする。

 

最初のホシ候補にラファエルが何で古生物学のポジションに就職しないの?と聞いたら、10年辛抱して応募続けたがダメで諦めた、と言わせている。何処も同じ?!

 

ダナが直前に恐竜の骨に関する大発見をした事が判り、結局、それに関する嫉妬絡みの話になる。アストリッドというのは変わり者(自閉症)で、パズルや推理を道筋を辿って考える力が抜けていて、和風ストアのタナカさんの店でしか買い物しない。

 

仏語が分かるともっと面白いのだろうが、なかなか秀逸なドラマでした。

 

ダナが見つけた新発見というのは、それまで竜盤類とされていた獣脚類が鳥盤類である事を示す骨を見つけた(ミッシングリンク)、との事。少し検索してみたが、このような新発見が実際にあったのかどうか良く分からない。そういえば、恐竜と鳥が近い、という話はいつ頃だったか話題になったような気がするが、あれなのかな?