石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

望遠鏡で年寄りの冷や水

西はりま天文台へ行ったりして、惑星を見たりしたのだが、白尾さんの『月の地形ウオッチングガイド』を見つけてその面白さに引かれて、結局簡易望遠鏡を入手した。自宅のアパートが条件が悪いので、ポータブルにならざるを得ない。最初ドブソニアンも見れればと思ったのだが、お店の人に一笑に付された。結局Vixen R130Sf。一応月の地形を見るのに、分解能1秒角で1km相当なのでそれより良くてポータブルだと機種は限られる。
 
まずはなにはともあれ見に出たのが先週。夜9時頃上弦の月で田んぼの側道に車を止めてその前で望遠鏡を1時間程度見ていたのだが、帰ってみると体が芯から冷えてブルブル。この段階では、撮影は簡単なデジカメを直接接眼鏡に当てて撮るものであまりうまくなかった。
 
帰ってあちこち覗いてみると、どうも光軸がずれている。ネットで調べると調整の仕方が書いてあったので、一応自己流ながら光軸をあわせて少しマシに。また、撮影について調べると、一眼レフを取り付けるにはアタッチメントが必要とのことでアマゾンで入手(ちょっとドジをした)。
 
今朝は4時半前に起きて家から5分の田んぼの側道で撮影を試みる。まだ馴れないせいか、ピンボケが多い。前回に懲りて、ほっかいろとマフラーコートで厳重に寒くならないようにしたのでそう冷えなかったのだが、実動30分程度。あれこれシャッタースピード、絞り、ピントを動かしながら撮影するも、ぶれてなかなか眼でみるほどシャープに撮れない。まだ工夫の余地はありそうだが、ぼつぼつやっていきます。それにしても、早起きしたせいか、一日中すこし体調がよくない。なかなか年寄りの冷や水も辛いところではあります。