石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

2013-01-01から1年間の記事一覧

初めての第九

今晩は、大阪のザ・シンフォニーホールで開かれた第九の演奏会を初めて聞きに行った。前から一度聞いて見たいと思っていたが、生で聞くとyoutubeなぞと比べて格段に盛り上がり、良いものだった。 大阪駅から西へ15分程度にある,ザ・シンフォニーホール 中は…

望遠鏡で年寄りの冷や水

西はりま天文台へ行ったりして、惑星を見たりしたのだが、白尾さんの『月の地形ウオッチングガイド』を見つけてその面白さに引かれて、結局簡易望遠鏡を入手した。自宅のアパートが条件が悪いので、ポータブルにならざるを得ない。最初ドブソニアンも見れれ…

明神山

ネットで兵庫県の山ベスト4に挙げられていた明神山に息子と行ってみた。標高668mだが付近では高く、山頂の眺めが良いらしい。 家から車で1時間半で南麓の夢やかたの駐車場に着く。 看板でA, B, Cコースが示されていたが、南東尾根のCコースから登る。標高差…

「潔く柔く」

MNさんから映画「潔く柔く」の切符を送って貰ったので、午前の授業の後、三宮のミントで見てきた。 携帯小説が原作とのことでwikiで見ると複雑そうな話だったが、映画ではポイントを絞って分かりやすく描かれていた。 テーマは若い頃、自分を愛してくれた人…

公園での読書

台風が過ぎて涼しくなった.(少し寒いくらい) 自宅のある西区の団地は人口数万で大きく比較的新しく(築20年位),公園もいっぱいあるが,概ね人が多い.研究室にしているアパートのある垂水の団地は古く(築40数年)やや空き気味である. 西区の団地の公…

西はりま天文台

18-19日に西はりま天文台に、高校同級のMNさんと行った。 天気予報が良くなかった通りで、結局晴れ間は出ず。観望会は3グループ7名で、講義となゆたの見学で終わった。でも皆さん熱心にいろいろ質問して結構充実していた。講師をされたMatsumoto研究員の説…

久しぶりの京都

14日は久し振りに京都。 母の分骨を大谷霊廟に納める。10年前に父の分骨を納骨に母と行ったのだが、行き違いで肝心の手続きの部分は知らないでいた。今回は娘と行って、無事済ます。読経は3名でされたが、中央が女性のお坊さん(髪は剃っておられない)で、…

バス・電車vs自転車

垂水に研究室の材料を入れて、最近では昼間は垂水本多聞、夜は美賀多台の自宅で過ごす。 行き帰りは、夏前迄は天気が良ければ基本は自転車だったが、原稿の追い込みや学会直前は自転車は避けてバス・電車(地下鉄)を使っている。逐一思考を継続しようとする…

貴婦人と一角獣展など

大阪のMNさんのお誘いで、国立国際美術館で開かれている表題の展覧会を見に行き、また講演会も参加してきました。 西区の家から2時間を見て出たら、余裕があると思っていたが着いてみたら5分前だった。10時から講演会の整理券配布とのことだったが、もう50人…

嫌われ松子の一生

このタイトルの映画DVDを見たのだが、キャッチコピーは、「松子、人生を100%生きた女」。見た感想そのまま。 元々は、何故か最近、インド関係の本を少しずつ読んでいる(きっかけは図書館で見つけた横尾忠則の「インドへ」1970年頃の初期の作品、妹尾河童の「…

三室山

昨日突然思い付いて、今日、息子と三室山に行って来た。 朝8時に自宅を出て高速を使って2時間余り。三室高原(650m)に駐車して10時20分に登り始める。 昨日迄の大雨で沢が増水していて、渡る地点で少し手間どった。あとは良く踏まれた登山道をひたすら登って…

自転車1年

自転車を買って1年が経過した。 おかげさまで、無事故、無転倒で過せました。 結構気が小さいので、自転車で怪我するのだけは嫌だと思っていて、用心深くしてはいます。 それでも、脇道から突然軽乗用車が出てきて急ブレーキをかけてこけそうになったことが2…

五色ヶ塚古墳再訪

今日は朝、京都の知人からメールが入って、五色ヶ塚古墳に行きたいとのことで、車で出掛け、現地で落ち合った。 京都市考古資料館でボランテイアをしておられるtさんで、古墳の事務所に居られたボランテイアの方からもいろいろ話を聞き出して古墳の変遷等教…

垂水に移って1年

研究室の石や書籍等を退職して最初は六甲にアパートを借りて置いていたが、2年して昨年7月末に六甲から垂水に移した。 須磨・垂水は神戸の古い団地の多い所だ。実際は1970年代迄は須磨区・垂水区が開発され、その後1980年代後半からは市営地下鉄沿線沿いに…

年取って時間の経過を早く感じること

よく、年取ると1日の時間が短く感じられる、と言われ、確かに、小さい頃は1日が長かったような感じを思い出す。 この現象は心理学等で検討されているものだろうか。検索してみると早速あった。 http://matome.naver.jp/odai/2134043873501397901?&page=1 …

寝不足

昨日は大学で文献pdfを集めた後、三宮へ寄ってTower Recordsで見ていたら、Cavalleria RusticanaのDVDを手頃な値段で売っていたので入手して帰って見たりした。意外と短いものであったが、舞台と野外とを組み合わせた作品でとても良かった。 それを歌ってい…

高御位山

梅雨の晴れ間,気温も高くないので昼過ぎから近くの高御位山(300m)に行ってきた. 家から30分余りで麓の公園の駐車場に着く.加古川の北西にある,白亜紀の溶結凝灰岩から成る山で,私は2回目,息子は初めて. 溶結凝灰岩が土壌ができにくいのかどうなのか…

国立国際美術館と大阪市科学館プラネタリウム

先日ボストン美術館展に行った時に、MNさんから国立国際美術館は地下にあって津波が来たらどうするんだろう、と云われ、ちょうど「美の響演-関西コレクションズ」というのをやっているというので行ってみた。 http://www.nmao.go.jp/ 大阪市立近代美術館建…

ボストン美術館展-日本美術の至宝など

高校同級のMNさんから切符が余っていると云って声を掛けて下さって,表題の展覧会を見に行く. http://www.boston-nippon.jp/ JR天王寺で降りると,モダンに改装されている天王寺ミオを通って動物園口に出る.振り返ると「あべのハルカス」が高い.少し歩く…

長岡京市へコンサート聴きに

今日は知人がオケの演奏会に出るとのことで,長岡京市へ出掛けた. 駅を降りて歩いて行くと,長岡天神前の八丈ヶ池に出る.広々として雰囲気の良い処だ. 演奏会場は長岡京記念文化会館の大ホールで,1000席あり音響効果も良さそうだ. オーケストラ・アンサ…

部品の変化

広島に来ると、母が御世話になっている施設と家と病院を行ったり来たり。ヘルパーさんは居られるが、基本的に年長者の世界なので、自分がこれから辿る状況を勉強するにはこの上ない環境だ。 生物物理のYanagida先生が書いておられたが、人間を作っている部品…

近況

「教養教育」は明日の講義で前期担当が終わりになるが、「きょうようきょういく」の方はなかなか実践できていない。 昨日明日の講義のプリントは大学で作成してしまったので、「きょう用」は特になく、「きょう行く」処も特にない。強いて云えば、図書館から…

尻に火がつかないと動かないこと

尻に火がつかないとなかなか動かない。原稿の改訂中。 あと、10日が締切で、その間にNativeによる英文校閲もしないといけない。1ヶ月余裕があったのだが、なんとかなると思っている間に時間が経ってしまった。 今日から少し動き出したのだが、朝9時頃から…

個人差

定年になって3年余りになり、もうそろそろ終わりかなとも思う。実験を しても目がショボついたり、計算間違えも多い。時々アイデアはあるので まだもう少しという気分もあるのだが、文献を粘り強く追っ掛けるのは容易 ではない。 歳を取ると、個人差が大き…

特別展「中国王朝の至宝」なかなか凄い

大阪に居る高校の同級生MNさんから切符が余っているからと声を掛けてもらって,神戸市立博物館で4月7日まで開かれている「中国王朝の至宝」展を見てきた. あまりこの分野はこれまで知らなかったけれど,先月京都市考古資料館を見てきていたので,今回の催し…

変な夢

明け方短時間だが変な夢を見た。 何処かの島へ何人かで旅行へ行っているのだが、IK先生から学位のお祝いを貰って、「そうか自分は学位なしで39年大学教員をやってきたのか」、と気付いた処で目が覚めた。 かなりリアルな深層心理ではある。

桜の頃

昨日は西区から垂水区へ帰るのに明石に寄ってみた. FB等で桜満開情報が流れていたので,明石公園(一応,日本桜100選)へ.まだ全然でつぼみ状態.豊後梅が咲いていた. 明石城のお堀ではいつも通りの噴水がきれいだ. こんな噴水を小さい時から見ていた…

京都市考古資料館訪問

昨日午後は、知人がボランティアの解説員をしている京都市考古資料館を訪ねてみた。 今出川堀川の西側にあるちょっと古ぼけた建物だが、建物自体が100年以上前のもので文化財指定になっているようだ。http://www.kyoto-arc.or.jp/museum/ 入場は無料。1階で…

虚勢を張る

先日某大学へ行った時、知人からT先生に会って行きなさいと云われ、久しぶりにお会いした。 1時間ばかりこの間のTさんの受賞のことや最近の大学の状況について話してから帰ったのだが、帰ってから振り返ってみて、随分我ながら虚勢を張っていたな、と思った…

高瀬正仁著『評伝岡潔・星の章』を読む

岡潔は中谷宇吉郎などと共に、私たち’団塊の世代’にとっては若い頃から随筆等で影響を受けてきた科学者だ。私も学生の頃入手した『紫の火花』はいつも身近な書棚異に置いて時々見ている。最近、知人から評伝が面白いという話を聴き、図書館で前半の’星の章’…