石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

プロフェッショナル×爆問学問

同じ火曜に茂木健一郎の「プロフェッショナル仕事の流儀」と、爆笑問題の「ニッポンの教養」が並んでいる。前者は視点がプロで後者はアマがそれぞれの道の達人と会話してそれぞれの奥義を紹介することになっているが、対照的なのが面白い。前者は達人がやっ…

篤姫

以前はNHKの大河ドラマは親が見ていても全然関心がなかったのが、最近は日曜夜はカミさんといっしょに見ている。山内一豊の妻あたりからで、山本勘助、で今の篤姫。薩摩藩の家来の娘が将軍の御台所になっていく過程は面白い。宮崎あおいがはまり役。若い…

OL進化論

たまたま本屋で見つけた秋月りすの「OL進化論」にはまっている。4コマ漫画は、新聞で沢山見てきたが、この漫画の質は高いと思う。外れが殆どない。また、英訳版は、内容で楽しんで、さらに外人の表現がなかなか穿っていて、二重に楽しめる。

凡フライ

研究者は年齢に関係なくオリジナルな仕事をできるという考え方もあるが、一方で若いフレクシブルな頭でこそよい発想ができるというのもある程度本当だろう。若いうちは軽くバットに当たっただけで2塁打、3塁打になっていたのが、歳をとると、真っ芯に当たっ…

爆笑問題×山極寿一

昨日の爆笑問題×山極寿一は全体の流れがスムーズでほのぼのとした印象だった。山極さんは、ゴリラ研究の一人者で理系ではあるが、きわめて人間臭いので、太田・田中とも同類意識があるような感じで違和感が全然なかった。物理の人達と相対す時とは正反対。山…

国立大の学生数と教員数の比

先日書いた、国立大学の学生数と教員数について、学部学生数は朝日新聞の大学ランキング、教員数(付属研究所等を含む)は各大学のHPで調べた結果が上の図。旧制帝大+東工大は新制よりも教員数の割合が2倍近いが、旧制の中でも、東大、京大、阪大、東北大が…

教養的教育

昨日の朝刊に阪大総長の鷲田さんが、大学院にも教養的教育を担当する部署を設けたことが書かれていた。要するに、専門だけで勉強・研究を行うだけだと伸び幅が少なく、自分の研究の位置づけが不十分になる、ということかと思う。以前、約10年間所謂一般教育…

大学院大学の分類

以前の大学で将来計画関係の委員会に出て居た時、全国の大学の学生数、教員数、予算、面積等が載った資料があったので、それらの関係をプロットしてみて、旧制帝大と新制大学で、学生数/教員数比が1:2になっていることに驚いた。さらに新制大学でも都市近郊…

迫力

今日の夕刊に、iPS細胞の山中教授が、まだ芽が出る前の5年前に、研究費を獲得するために岸本忠三阪大学長の面接を受け、「お前の研究の売りは何か?」と問われて、「体力には自信があります」と答えたことが書かれていた。岸本さんはそんな万能細胞はできな…