石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

ホイッスラー展、など

高校の同級生のMNさんの誘いで京都国立近代美術館のホイッスラー展とその向いの京都市美術館ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展を見に行きました。なかなか充実の展覧会で、特にホイッスラー展はそれ程期待していなかったのが、落ち着いた雰囲気の絵が多く気に入りました。

約束の11時に少し遅れて落ち合い、まずはホイッスラー展。James McNeil Whistler(1834-1903)は米国生まれ、パリを経てイギリスで主に活動した画家。展示は、人物画、風景画、ジャポニズムに分類され合計133点の展示。特に最初のあたりの人物画は落ち着いた雰囲気のものが多く気に入った。風景画も色が綺麗なものがあって良かった。ジャポニズムの部分では、ピーコック・ルームの作品が迫力があった。何時ものように音声ガイドを借りたのだが、ところどころに音楽が入っていて雰囲気に合って良かった。バッハbwv1003、ショパン、バラード2,4番、フォーレ舟唄など。出たらお昼過ぎで会場一階のカフェでお昼。パスタ生めん。こじんまりしているが、雰囲気が良い。

午後見たボストン美術館 華麗なるジャポニズム展 も、148点の作品数で広重や北斎の浮世絵等と対応させて西欧の作品を展示してあり、日本の作品が西欧へ影響を与えたことを示してあるようだが、個々の例は分かるものの、全体として西欧の絵画の主要な流れに何十%程度の影響があったものか掴めなかった。でも個々の作品の中には素晴らしいものが含まれていてそれなりに楽しめた。見終わって、美術館前で写真を撮って別れる。昨年母の分骨の納骨をした大谷さんに行っていないのを思い出してお参りに。ちょうど、16時の読経の時間だった。お土産には京の田舎、と蕎麦ぼうろ。19時頃帰り着いたら、キムチもやし豚が出来ていた。
 
展覧会の写真はありませんが、少し周囲の景色
 
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同入口(同時に複数の展覧会が行われていた)
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同南側の疎水の風景
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