石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

「この世界の片隅に」

SNS上でかなり評判が高い「この世界の片隅に」を見てきました.

昭和のはじめ広島に住んでいた小さな女の子のすずさんが呉の長ノ木町にある広瀬家へ嫁いで,戦争を経験して過ごしてゆく過程を淡々と描いており,皆貧しかった当時を思うことになりました.細やかに人間関係やひとりひとりの気持ちが描かれていて評判は納得でした.上映が始まって3週間になりますが,席は50%位埋まっていました.まだしばらくは上映されるようです.

個人的に,広島は4歳―18歳を過ごし,両親の出身である呉にも親戚が多く今でも良く行くので,呉の空襲で大やけどを負った伯父さんのことなど当時のことを改めて思い返すことになりました.