石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

久しぶりの京都

朝7時半過ぎに出て,10時半に京大理学部へ.Kさんが装置を見せて下さるというので拝見.建物の昔の汚いイメージが一新されて廊下もきれいになっていた(多分20年以上前しか知らない).Kさんは次々の新しい手法をマスターして仕事を続けている.手法が変われば,解決できる問題も変わってくる.新しい手法でおいしい時期は短いが,その間に主要な仕事をしていくのは容易でない.近くの中華でお昼をして,分かれ,バスで京都コンサートホールへ.良いお天気で風が涼しく気持ちの良い日.

今日は,オーケストラ・アンサンブル京都の第20回記念演奏会.プログラムは
3.サン・サーンス「交響曲第三番,オルガン付」
指揮:吉田治人,オルガン:土橋薫.

全体に充実した演奏で聞きごたえがあった.特にオルガンの通奏低音の響きは初めてだったので感動だった.昨日,Youtubeで聞いたのではオルガンの低音が聞こえなかったが,生で聞くと体全体に響く感じだった*.写真は演奏会後のものだが,正面右側のパイプは7155本あるそうで(表に出ているだけkだと101本),演奏者は左奥下の檀上で演奏する.
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サン・サーンスの前に20分の休憩があり,ホワイエに出ていると,Mさんに会っておしゃべり.また演奏会後,外で待っていたら,演奏・片付けを終えたOさんが出てこられて,今回の曲目が難度が高い曲であったことを知る.指揮者の熱意が重要だったとのこと.Mさんと四条に出て少し飲んでおしゃべりして帰る.

* 一度生でオルガン演奏を聴いて,Youtubeで聞くと,それなりに低音も聴ける.ただ,皮膚に振動が伝わるような低音は無理だ.