石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

半年に一度のオケ視聴

オーケストラアンサンブル京都の第23回公演を聴きに長岡天神へ.

今日のプログラムは,指揮,田中宗利で,
ブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.77 Violin: 中村亜季

ブラームスは小さい頃レコードで散々聞いたけれど生は初めてで,オケとヴァイオリンのアンサンブルの有り様が良く判って新たな印象.’スコットランド’は第四楽章の旋律は記憶があるけれど他は記憶がなく,演奏もこなれている感じでとても良かった.ドイツのメンデルスゾーンが英国に頻繁に滞在してこのような曲を作っているのは,意外.

オケの配置が何時もと違って左から右へ,1Violin-Contrabass-Cello-Viola-2nd Violinに並んでいるのが面白い.偶々右後ろの2階席に座ったので,正面にくるContrabassとCelloの響きが何時もより強く聞こえた気がした.曲の内容で配置は変えるものなのだろうか*.木管楽器等の配置も一部いつもと違うように思った.2nd Violinの人達が背中ばっかりしか見えないのが残念な処.Obataさんは第一Violinの後側で元気に弾いておられた.結構難しそうな曲ばかり.終わって少し居たけれど出てこられないので,メールで感想を送って失礼した.半年に一度,生のオケ演奏を聴けるのは有難い.

結局,今年のJpGUは行かないことに.というより行けないことに.様々な要素があるが,第一線でやってる感が無くなってきているのが一番大きい理由.

* ネットで調べると,昔は第一と第二ヴァイオリンが向い合う配置が結構されていたようだ.