石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

隕石衝突

2029年に直径300mの隕石が地球の近くを横切って、衝突する確率もあるという話を聞いて、「隕石衝突」で検索したら、Youtubeに隕石衝突のシミュレーション(多分空想)映像があった。
http://jp.youtube.com/watch?v=hu-iYG-mgpo
かなり迫真の映像で、直径数10kmの隕石の衝突で世界の半分?くらいが灼熱の溶岩で覆われる。隕石衝突では本体の約20倍の直径のクレーターが空くので、数100~1000km径の隕石孔が生じることになる。それにしても映像は若干灼熱の部分が強調しすぎかもしれない。海水は蒸発するが、それで生じる雲は出てこない。溶岩+海水+大気の部分の本格的なシミュレーションが必要だろう。直径300mなら、局所的(直径数10km内)な影響だろうが、数km以上だと汎地球的な影響になる。といっても直径が1桁大きいと頻度は100分の1になるので、確率的には小さいものになる。