石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

不織布マスクを洗ったら

新型コロナウイルスは100nm径(0.1μm)とのことで,実際にはそれを含む液体飛沫(10-1000μ径)が散って感染する.不織布マスクはかなり感染防止になることが云われているが,洗ったら効果がなくなることが云われているがそのような実験はあるのだろうか?

 

私は大きな飛沫が防げれば良いと思って,何回も洗って使っていたのだが,新品とそうでないものの顕微鏡写真を撮ってみた.

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不織布マスクの新品(左側)と何回か洗った後(右側)の顕微鏡写真.スケールは同じ

新品で楕円塊状に見えるのは接着剤なのだろうか?洗ったものは繊維の粗密が大きくなっていて確かに飛沫が少し通りやすくなっているように見える.クシャミのシミュレーションでどの程度劣化するのか,定量的なデータが何処かにあるものか?探してみるか.それとも,そんなバカな実験はされていない?

 

少し論文を見てみたら、不織布マスクには帯電加工した層が入っているようだ。洗うとその効果が無くなればアカンわ。

 

ps  不織布マスクの使用限界は4時間程度、というのがあったけれど、夏になって汗が出やすい条件だと、10分も付けていると湿気てくるので、人通りがない時は外すのだが、30分程度が限界なのかも。