石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

稲刈り状況

毎日曜日に、散歩がてら近くの明石川沿いの田畑を見てまわる。先週日曜では稲刈りは3. 4割位だったが、今日見ると6、7割が済んだ状況。畑から上がっておられたおじさんに聞くと、今残っているのはヒノヒカリ(A)とのこと。一番最初がコシヒカリ、次がキヌヒカリ、最近刈ったのがキヌムスメ(特A)。ヒノヒカリは稲穂より葉が高く出ている。

 

稲刈りが済んだ処で、20cm位茎を残して刈った処から青い茎が出ている処もある。通りかかりのお姉さんに聞いてみたら、ひこばえ、との事。次の稲穂から米を取る場合もあるが、大抵は鋤こんでしまうとの事。

 

今の子供達は田植えや稲刈り体験等、小学校で身近に勉強しているようだが、我々戦後すぐの街の小学校ではそんな勉強はデキずに年を取って知る事になった。

 

ラジオ深夜便で稲垣栄洋という静岡大学の植物学者の話が面白くて調べたら、「イネという不思議な植物」ちくまプリマー新書、があったので借りて読んだが、面白かった。アミロースとアミロペクチンの構造と割合とか、酒米の構造とか。f:id:hsato47:20211010153803j:image

 

ps  翌週の日曜は急に寒くなったのでもう稲刈りは終わったかと思って見に行ったらまだ2割位は残っていた。雨が降ったので乾燥する必要があるのだろうか?