石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

「木管四重奏とピアノの響き」兵庫芸文センター小ホール

先週、年内の演奏会を検索していたら、表題のものが今日ある事を知って出掛けてみた。

 

京都のOさんのオケの演奏会で管楽器には少し慣れたが、木管楽器の種類もアヤシイ状態で、勉強になるかと思って。

 

今回の四重奏は、フルート、オーボエクラリネットファゴット(バスーン)。少しずつ違う組み合わせで聴いていると、ある程度音の違いは分かるが、単独で判別できるかは自信無い。兎も角、クラリネットオーボエの違いが少し分かった。前者は少しくぐもった音で後者の方が響く感じ。?先端の形は明瞭に違う。

 

司会の麻生麗奈さんが、5人の演奏家のそれぞれにインタビューがあったり、楽しく過ごせた。ファゴット(伊、独)は英語ではバスーンと呼ぶそうだ。

 

曲は、

・イワノフ: グルジアの夕べ。(4+P)

・サン・サーンス: タランテラ。(F+C+P)

プーランク: 三重奏曲(O+B+P)

休憩

・ボザ: 夜の音楽のための3つの小品。(4)

・カプレ: ピアノと木管楽器のための五重奏曲。(4+P)

・アンコール、きよしこの夜。(4+P)

 

良く考えてプログラムが組んである。ボザのピアノ無しでの演奏はそれぞれの木管楽器を聴き分けるのに良かった。

 

P: 前川裕介、F: 辻井義祐、O: 福盛貴恵、C: 山本聡美、B: 松本静香。皆さん若い。前川さんが3年前から企画していたがコロナで実施が延びたとのこと。芸文センター小ホールは席を限った状態で半分位入って100名程度。