腐敗

腐敗というと鬼塚ちひろの月光の歌詞は強烈だったけれど、食物や生物の腐敗、社会・大学等の腐敗など、細菌が増殖し易い条件が揃うと進行する。細菌の存在、温度が適当、栄養があれば良い。人間も同じ環境に慣れ、給料等で一応満足し、自己変革をしなくなると腐ってくるのだろう。腐敗認識指数（Corruption Perceptions Index）というのがあるそうで、毎年各国の指数（CPI)が公表されている。北欧が10点に近く、日本は米国・ベルギーと並んで7.3点で18位。韓国は5.6で40位、中国は3.6で72位、ロシアは2.1で147位、最下位付近はイラクとミャンマーが1.3、178位、ソマリアが1.0で180位となっている。その基準は余り明快ではないが、多数の機関専門家のアンケートを基に作られているらしい。政治では権力を持つと腐敗になることが多い。教師や坊主も一国一城の主みたいなものだからちょっと弛むと危ない。もっとも腐敗も発酵のように有用な場合もあるのだろう。