武蔵野散歩と国立博物館チョコレート特別展
昨日のワークショップで宿泊したので,今日は午前中武蔵野散歩で,午後は国立博物館のチョコレート特別展に行った.
東京の交通網は便利に出来ていておまけに安い.中目黒から武蔵小金井迄470円.井の頭線は電車はきれいになっているが相変わらずとろとろ走る.武蔵境の駅に電車が入ったら懐かしくてつい降りてしまった.1969-1971年の2年間武蔵境から文京区へ通った.駅の付近は開発されていて面影はなく,一方アパートの付近はむしろ裏さびれている雰囲気だった.天文台通りを南下して西へ曲がってICUキャンパスに初めて入ってみた.昔の武蔵野の面影がそのまま残っている.
道が判らなくてかなりおおまわりして南東から外に出て多摩へ向かう.野川公園の辺りも雰囲気は良い.
実はKZ時代の恩師のYamasaki先生のお墓が多磨霊園にあることを510さんが教えてくれていたのでその番地を探してみた.結構距離があったが意外と簡単に見つかった.正面の左右に2本の木が生えている区画が山崎家の墓所.
左側から入ると右に曲がって正面に山崎直方先生(父君)のお墓があり,右側には妻,長男,等のお墓が4基,左側に山崎家の墓が1基ある.
左側の墓.
裏側には次男以下のお名前が彫られており,正男先生,奥様の澄子様の生年,没年が彫られていた.
チョコレート特別展は1400円でちょっと高かった(常設展も見れる).
以前,佐藤清隆さん達の本を読んでいたのでだいたいは知っていたことだが,ビデオを見たりしてカカオの実からチョコレートが作られるまでの工程をおさらいすることができた.
当方はどちらかというと,物性と内部構造の関係に興味を持っていたのだが,途中でレシチンを入れると粘性が下がるとか,カカオバターの結晶多形に5種類あって,Ⅴというのを作るのに苦労して温度制御しているようだ.
最後は販売所.女性が8割位いる.
まだ少し時間があったので,常設展の地球の古環境と生物の変遷・進化のコーナーを見て廻った.
1日で2万4千歩位,約18km歩いていささかくたびれた.