石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

70歳のクラス会

高校の時の拡大クラス会が近くのA温泉である,というので一泊で参加してきた.台風22号が南岸を通過して,昨日はかなり降られ,今日は強風・寒風だったが,ほぼ予定通り.幹事のお二人はクラスは違ったが私にとっては,少し関わりがあり話をできて良かった.

健康寿命に近づいていることもあり,多くの参加者は病を経験したり,あちこちに不具合が生じている(私も)が,ゴルフを年間150回廻ったとか,テニスを週2回はやっているとか,パプアにボランテイアに行ったりとか,まだ元気な人も少なくない.20名近く集まったうち,まだ現役でやっているのは,お医者様が3名,うち1名はお寺さん.会社のオーナーが数名,特任教授が1名.

私はA温泉の赤い金泉が深い処から出てきていることを紹介したりしたが,質問で高校3年の時の運動会で飛ばしたミニロケットのことを聞かれたのはちょっとびっくりだった.運動会の各クラスの出し物の一つで,鉛と硫黄の粉末を混ぜたものを塩ビパイプにつめて電気で点火できるようにしたものを飛ばして,幸いグランドの対角線と校舎を越えて中庭の畑に100m余り飛んで落ちたのだが,今考えると無謀なことで冷や汗ものでした.

附属だったので半分は12年間ずっと同学年で(中学で1クラス分,高校で2クラス分加わり,クラス替えは3回)いたので全員顔見知りなのだが,こういう時でないと一生話をすることがないだろうから,と云って話しかけてもらったり,殆どの参加者と話をすることができたのが一番でした.企業勤めの人が海外に長期に滞在した人が多いのにもちょっとびっくり.私は結局海外滞在は2か月どまりでジャングリッシュ(通じない英語)がそのままで終わってしまった.

クラス外だったけれど何故か声を掛けてくれた幹事さんたちに感謝です.