石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

読書

『古事記と小泉八雲』 池田雅之・高橋一清編著, かまくら春秋社

たまたまの行きがかりで,県立図書館で借りて,ポツポツ読んで,一応最後まで来ました. 全体は11編の作品が含まれ,229頁なので一編平均20頁程度で読みやすい.この主題について長年係わってこられた方々が蘊蓄・想いを書いておられ,面白かった. 一通りタ…

「生物と無生物のあいだ」

福岡伸一さんの「生物と無生物のあいだ」講談社現代新書は本屋で喧伝されていたけれど、ちょっと手に取らずにいたのだが、図書館にあってパラパラめくって個人的な経験に基づいていて面白そうだったので読んだ。生物を規定するのはDNAによる遺伝というのが普…