石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

SCOPUS

久しぶりにSCOPUS(Elsevierの論文検索サイト)を使ってみたら、古い論文はもちろん出てくるが、引用文献が1996年以降になっていた。以前使った時はそのように限っていなかったように思うが、Web of Knowledgeと足並みを揃えて過去12年にしたのは、以前にも書いたが論文の寿命を考えてのことか。でも1950年代の仕事でもずっと継続的に引用される古典的な論文もあるので全体が見えた方が良いとも思うのだが。あるいは文献量が増えすぎて検索能率が下がるからこのような措置がとられたものだろうか。まあ、コンピュータの能力の増加速度の方が文献量の増加速度よりも大きいから、この考えは間違っていて、他の理由があるのだろう。