石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

入院1日目

神戸×○病院に昼過ぎに入院ということで、午前中はサンダル等準備の買い物。11時半頃、早めに家を出て、途中にある吉野家で鰻重のお昼を食べる。1枚だとちょっと物足りない感じだが、味は良かった。

昼過ぎ入院手続きの人が十数人。呼ばれて病室に案内される。病院のパジャマに着替えて、X線と心電図の検査。

担当医師のY先生の説明。心房細動だけでなく心臓の機能の弱いところがあるので、手術の際にその検査もしますとの事。寄付(謝礼)を申し出たが、不要と断られた。日本の場合、難度の高い手術でも大半は保険で賄われ、それはそれで患者としては有難いが、オペをする側から見ると、ベテランの高い技術を持った医師も新人の駆け出しの医師でも受け取る報酬は恐らく同じで医師の技術の評価が無いのではないかと思う。それで、手術担当医師へ謝礼(寄付)ん十万円というのが半分は常態化しているのだろうと思った。今回、かなりネットで手術謝礼について調べたが、様々な意見、報告があり、実際は1/3-1/2位の感じだった。普通の人ではできない技術に対する評価、報酬が、実際どうなっているものか知りたいものだ。また先生方は外来、入院患者の診察がある中で、研究論文も書いて学会出席されるのに、多分自腹なのだと思う。その辺り分からない部分もあるが余裕があれば寄付するのは自然なようにも思ったのだが。

薬の飲み方について、自分で調節している事を伝えると、やはり医師の指示通り飲むようにとの事。
明日朝から、血液の凝固を妨げるヘパリンの点滴をして、梗塞の危険を無くするとの事。ネットで見ると入院当日に経食道心エコー検査で塊りのないのを確認して翌日手術の手順の処、私の場合は1日ヘパリン点滴をしてから手術との事で、少し用心されたようだ.

売店に行って、飲み物、テレビカードを購入。晩御飯は鶏胸肉の蒸し焼き、豆腐と玉子の炒め物など、西瓜がついていた。

知人からと書店から校正の催促のメールが入っていたのでお詫びの返事。図書館で借りた山田風太郎の人間臨終図巻一巻を少し読む。21時に消灯。