石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

相手は何人?

ある高名な先生によると、研究者は論文を書くけど、一般には専門の論文を真面目に読む人は数名(ゼロということはめったにないらしい)から凄く有名論文でも数10~1000人程度。単行本は1万は出ないと採算が取れないらしいから、その道で生きるには万人を相手にしている。一方、テレビ・新聞は購読者は100万-1000万人だから、皆が真面目に見たり読むとは限らないにしても相手は100万人単位ということになる。それぞれの道ではあるが、影響力と言う意味ではマスコミを相手にできる研究者(学者)は貴重である。最近の茂木健一郎みたいに、テレビも本も雑誌もとなると相乗効果で影響力が大きくなっている。ブログも数10万相手のものもあるらしいが、このひとりごとのように1桁のものもある。というよりも本人は覚え書として書いているのが半分本音。