花桃の木
ベランダから離れて見るとそろそろ満開のように見えたので、降りて近づいてみたら、もう散り始めで青葉が出始め。この木を植えられたお爺さんが出ておられる。今年の満開は4月2日位で少し早い。ニ本あって大きい方が30年目で、小さい方は24年目、との事。一つの枝でも、白、桃、紅の三色の花が付いていて綺麗だ。
水谷友彦、バルトーク・プログラム
兵庫県芸術文化センターのワンコインで、演奏会があるというので出掛けてみた。
・ルーマニア民族舞曲、1〜6 Sz56, 1915.
・2つのルーマニア舞曲, Sz43, 1909-10.
・戸外にて, Sz81, 1926.
・ピアノソナタ, Sz80, 1926.
水谷さんは、お喋りが好きな長身の31。大阪音大を出た後、ハンガリーに留学されていたとの事で、バルトーク(1881-1945)の曲のちょっと変わった和音・旋律がその地の自然や周囲の音に由来するらしい事を理解。ベーラ・バルトークの両親はドイツ人だが、ベーラは愛国者とのこと。
アンコールはベートーヴェンの悲愴2楽章でこれも良かった。ちょうど1時間。2000席の大ホールで7,8割は埋まっていた。
第25回松方ホール音楽賞記念コンサート
今年は、昨年度がコロナで解散されなかったので、第24回5名(4名は欠席)と、第25回6名の演奏があった。15時〜17時45分。
最初に授賞式。第一部は昨年受賞の5名の演奏で、最初の3名がピアノで奨励賞、後の2人がヴァイオリンで音楽賞。ピアノでは中谷彩花さんがバルトークの半分不協和音みたいな曲をバリバリ弾かれた。ヴァイオリンの2人共仲々楽しめた。青山暖さんはちょっと粗い感じだけど堂々として聴かせる。
後半の6名の中では、最後のバリトンの池内響さんは圧巻。金管ではトランペットの藤井虹太郎さんが印象に残った。ヴァイオリンの渡邉紗蘭さんは高3だけど安定してカルメン・ファンタジーを弾かれた。唯一のピアノ、竹田理琴乃さんは、指の不調との事で、ラベルではなく、ショパンバラード2番。
ピアノ以外の7名は伴奏がピアノなので、結構かけ合い具合が面白い。聴衆は年配が多く、500席の6. 7割が埋まっていた。
水周りリフォーム
昨年夏にリフォーム業者を廻って一社と契約。ところが、半導体関係の部品が間に合わないとの事で、半年延びての工事、今日と明日。
今日はキッチンの入れ替え。昨夜、内部のクリアランスという事で一通り鍋等を出してみると、使っているのは4割程度。圧力鍋や、タコ焼き器とか、もう使いそうもないものがゾロゾロ。ゴミ出しにするか、ネットに出して引き取ってもらうか、悩ましい処。
40位の割と経験豊富そうな職人さんと、大柄な60位の人で1日がかりでキッチンの入れ替え。キッチンはコーキングが固まるまで24時間は使えない。食洗機に慣れるのに時間がかかりそう。
職人さんの仕事に刺激されて、材料は揃っていた椅子の座面シートの張替え。破れた皮を剥がして、新しい皮をダッカーで留めていく。
明日はトイレの入れ替えと、床・壁の張替え。
ps 中学時代の同級生で家も近かったO君に賀状をだしたら、今日返事があって、昨年胸椎の手術をして最近ようやく退院したとの事。色々不自由があるようだ。私も昨年末から老化が顕著。個人差はあるけれどゴール?が見えて来た感じ。
ps2 24日、一通り終了。綺麗にはなったが、良くなったかどうかはしばらく使ってみて。早速チキンドリアを作ってみる。食洗機はちょっと時間は掛かるが食器が沢山入る。まあ、慣れるしかない。
ps3 29日に工事完了引渡し書というのに署名した後で、トイレの換気扇の音が変。契約前に、トイレと風呂の換気扇交換を云ったら、風呂の換気扇交換はできないと言われたので、トイレの換気扇交換は入っていると思っていたが、契約書を見ると入ってない。風呂の換気扇交換は別の会社に昨年夏やってもらったので、請け負えないと言ってくれていたらその時トイレも済ませたのに、と、後の祭り。水が付く会社名だから電気関係は別途依頼になるようだ。ヤレヤレ
崎谷明弘ピアノリサイタル
昨年10月に近くにできた西神中央ホールでリサイタルとのことで、出掛けてみた。
油の乗った演奏で約2時間、楽しませてもらった。
プログラム
休憩20分
3. ドビッシー、月の光
4. リスト、ラ・カンパネラ
5. リスト、巡礼の年 第1年スイス、オーベルマンの谷
6. リスト、ハンガリー狂詩曲、第12番
アンコール: ベートーヴェン、悲愴、第二楽章
1と2の間、4と5の間、アンコールの前、にマイクを持って短いトーク。
崎谷さんはこの会場のピアノ選定に関わられた、との事で、最初、音が硬かったけど、半年でだいぶ柔らかくなりました、との解説。直後のベートーヴェンの出だしのフレーズをめちゃ柔らかい音で弾かれたので笑ってしまった。まあ、それ位余裕があった。
髪長く、髭もたっぷり、ウエストも半端なく貫禄なので50位かと思ったら、1988年生まれ、との事。最初のリサイタルが2002年。まあ、楽しませてもらいました。
ホールは500席で、音響は非常に良いように思った。