石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

第25回松方ホール音楽賞記念コンサート

今年は、昨年度がコロナで解散されなかったので、第24回5名(4名は欠席)と、第25回6名の演奏があった。15時〜17時45分。

 

最初に授賞式。第一部は昨年受賞の5名の演奏で、最初の3名がピアノで奨励賞、後の2人がヴァイオリンで音楽賞。ピアノでは中谷彩花さんがバルトークの半分不協和音みたいな曲をバリバリ弾かれた。ヴァイオリンの2人共仲々楽しめた。青山暖さんはちょっと粗い感じだけど堂々として聴かせる。

 

後半の6名の中では、最後のバリトンの池内響さんは圧巻。金管ではトランペットの藤井虹太郎さんが印象に残った。ヴァイオリンの渡邉紗蘭さんは高3だけど安定してカルメン・ファンタジーを弾かれた。唯一のピアノ、竹田理琴乃さんは、指の不調との事で、ラベルではなく、ショパンバラード2番。

 

ピアノ以外の7名は伴奏がピアノなので、結構かけ合い具合が面白い。聴衆は年配が多く、500席の6. 7割が埋まっていた。