石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

低山歩き(多可町 原山)

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天気が良かったが、体調が余り良くないので、低山歩きに出掛けてきた。20万分の1地形図で三角点が描かれている(一等あるいは二等三角点)山(497.1m)で名前がついていないものが西脇市の西にあるのででかけてみた。2万5千分の1地形図では道は描かれていない。

明楽寺と言う部落で車を置いて、南側からの峠道を辿る。途中で谷に向かって赤いテープが付いていたので近道かと思いそちらを辿る。まあ、どこでも歩ける山ではあるが、尾根に出るまでは時々踏みあとが見られる道で息が切れた。でも寒くもなく良い汗をかいた。尾根通しには山道がありどうということもなく山頂へ。山頂は二等三角点があって「原山」という小さい案内があった。山頂へ着くまで山の名前が判らなかったのだが、まあ、1,2等三角点があるのだから名前は判るだろうという予想は当たった。山頂は開けて明るいが林で展望は一部に限られる。北側に山道があったのでそちらへ下る。この道はしっかりしており、30分足らずで大和川へ降りる。

Webで見た20万分の1地質図では殆ど中生代流紋岩質溶結凝灰岩だが、南面の澤は殆ど泥岩とチャート(ジュラ紀?)で尾根道は流紋岩質溶結凝灰岩であった。

雪でも見れるかと思ったが、北を見ても白い山は見えない(多分見えているのは笠形山や千ガ峰(いづれも1000m前後)。写真は南側ダムからの原山南尾根の眺めと、山頂から北側の眺め。