竹中大工道具館
京都のMさんが,16日に阪大の博物館と,新神戸の竹中大工道具館を見に来られるとの連絡.当方は大学で分析の予約があったので,大工道具館だけつきあうことにして3時過ぎに落ち合う.
何時も新幹線を利用する時に近くを通っていたのに気付かなかったが,何時の間にか瀟洒な和風建築物ができていた.
建物自体が作品.
受付で聞くと,写真は特設展の一部意外はOKとのこと.Mさんによると借り物がないから。
内部は1階,地下1階,地下2階になっていて,全体に地表から光が入るようにできている.至る所に工夫されたビデオが置かれて,それぞれの項目について多岐に渡ってファイルが用意されている.全部見ようと思ったら数日かかりそうだ.
地下2階の工作物が吹き抜けに.
階段も良く出来ている.
地下2階にある茶室の作成途中の作品.
もちろん,道具類の多様性,その使い方,歴史,人々など,日本だけでなく、中国や欧州の道具も。1時間半ではとても見切れない.
レンガブロックの積み方2種.
入口.
ここは元々三宮北にあったものを昨年移転・改築されたとのこと.Mさんが受付の人に来館者数を聞くと年間5-6万とのこと.京都の博物館のヴォランテアをされているMさんによると,この種の施設は年間来場者数が3万を越えるかどうかが重要だそうだ.地下2階では実地講習会も行われていて,見学者も多く見られた.思いもかけないところに良い施設があるものだ.16時半で閉館なので,退出して,三宮のpinocchioで軽く飲んでお喋りして分れた.