石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

迫力

今日の夕刊に、iPS細胞の山中教授が、まだ芽が出る前の5年前に、研究費を獲得するために岸本忠三阪大学長の面接を受け、「お前の研究の売りは何か?」と問われて、「体力には自信があります」と答えたことが書かれていた。岸本さんはそんな万能細胞はできないと思ったが、山中さんの迫力に打たれて、最小額の研究費を配分され、結局そこから実験が本格化したとある。当時40歳だった山中さんは分かれ目であることを自覚し気迫で道を拓かれたのだろう。