石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

近所の独立樹

神戸市の西端の団地に引っ越して24年になる.割と大きな団地だけれども,5分も歩くと台地から降りて明石川沿いの田畑が広がる.そこに割と目立つ独立樹があった.といっても,墓所に植えられたものではあった.家から広島等へ車で出掛ける時はこの木の横を通るのでいつも,’行ってきます’,’ただいま’とこの木に呼び掛けていた.

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神戸市西区平野町堅田の独立樹

多分,2018年9月の台風21号だったと思うが,その後に南側の主枝が折れたのを見たが,その後しばらくして樹木全体が切られてしまっていた.その頃,見に行って写真を撮ったと思ったがみつからないので,今日行ってみた.

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2020年3月

距離感がちょっと違ったようだが,いずれにしても大きな木が伐られてなくなり,風景がそれまでとは違ってしまった.仕方ないけれど.地元の人に樹種を聞いておくのだった.

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伐られた独立樹

以前も年輪を数えて100以上という記憶はあったが,今日でもまだ年輪は割とはっきりしているので数えると103.1915年頃生まれてちょうど一世紀.さよなら独立樹.