石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

菅効果:科研費増額

昨年12月に菅さんの一声?で科研費が増額になった.
 
最近まともな論文を出していないのでもう駄目だろうと思っていたら,意外と
採択になった知らせをつい最近貰った.この程度の実績で貰っては申し訳
ないようにも思うのだが,有難い.
 
額を見ると,これまでだと申請の70%程度だったものが,86%.配られた
表を見ると,いづれも80%以上で,増額効果なのだろう.
 
退職教員でも大きなプロジェクトで外部資金を取ってくれば,部屋の確保
などある程度部局で可能だろうが,一番小額の資金だと間接経費も僅か
なので却ってご迷惑を掛けるようにも思え悩ましい.
 
日本の大学の場合,給料や部屋の使用は基本的に学生の教育という意味
あいが大きいのだろう.
 
それでも研究費は最近は外部資金の割合が高くなってきているのだから,
採択された場合ある程度スペース(机1つ,かつ現職教員や学生・院生の
迷惑にならない条件で)の保障をして頂けると有難いのだが.
 
どのようにお願いするものか,早急に決断しないといけない.