石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

プチ山歩き:帝釈山・丹生山

少しお天気も落ち着いているようなので、贅肉落としでミニ山歩きをしてきました。
 
朝ゆっくり出て、衝原湖東の駐車場を9時に出発。見えているのは丹生山。丹生というのは昔、水銀をとっていたという話がネットに書かれていた。
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この小連峰はヤマレコで見るといろいろコースがあるようだが、普通とは逆コースで東側から帝釈山に先に上って、丹生山から降りてくるコース。林道はぬかるんでいたが、しばらく歩くと山道になって、殆ど沢沿い。途中で左に鉱山跡への道を分ける。
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水が涸れると稜線が近い。
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稜線の縦走路が見えてきた。
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稜線に出てから10分余りで帝釈山の山頂(586m)。二等三角点。今日はもやって視界が良くない。
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帝釈山からはしっかりした縦走路。シビレ山への分岐。
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30分ほどで丹生山、最初鳥居の南の小さな祠が丹生神社かと思った。
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そちらにお参りしていたら横から上がってきた登山者がいて、北側に立派な神社と社務所があるのを知る。
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立派な石垣があり、説明書を読むと、6世紀頃百済から来た童男行者が建て、平清盛が整備した由緒ある明要寺跡とのこと。すごくにぎわっていたことを示す明要寺曼荼羅なるもの。なぜこんな変哲もない裏六甲にこのような賑わいがあったのか、鉱山と関係があるものか、興味が持たれる。検索しても水銀だけのようだ。金山があれば話は違ってくるだろうが。
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あとはひたすら下るだけだが、ちょっと風変わりな道標が100m毎くらいにあった。何時頃建てられたものか。
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途中の橋も少し渡来ものの風情がある。
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途中で道別れが数か所あったが、一番太い古来の道を降りたら予定していた短距離の道とは違っていた。
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駐車場は12時10分頃。合計3時間余りのプチ山歩きでした。駐車場近くを結構多い警察官が歩いていたが、昨日行方不明者が出たとのことで捜査中。ちょうど良い時間だったので、昔よく寄った近くのレストラン佳林でお昼をいただいて帰る。相変わらず繁盛していた。
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