大学法人のH19年度業務実績評価

今朝の新聞に国立大法人のH19年度業務実績評価の記事が出ていた。詳細はわからないが、業務運営の改善・効率化、財務内容等4項目を5段階評価したとのこと。91法人のうち9割が3番目の「おおむね順調に進んでいる」評価以上で、北大、岡山大、豊橋科技大、熊大などは業務運営改善で1番目の「特筆すべき進捗状況」とされている。教職員の評価を給与などの処遇に反映させたところが高い評価になっているそうだ。授業評価が低いと給与は下がる。このようなシステムは全体として社会の要請に従っているのだろうが、大学学部の教育にはある程度有効かもしれないが、研究に対してどのような結果を生むか分からないシステムだと思う。まあ、世界中でこのようなやり方が行われているようだから、20－30年後の日本の位置は研究面で余り変わらないかもしれない。