石のひとりごと

停年退職してもう12年,頭が白くなりました.

松坂大輔の気持ち

昨日の朝刊に,37歳松坂,中日入りという記事があり,『何を言われようが,まだやり切っていない』という見出しが出ていた.

たまたま図書館で借りて最近読んだ,内館牧子の『終わった人』でも,主人公は,サラリーマン生活を一応定年退職kという形で終えても,このままでは「成仏できない」として再度チャレンジし,結果的いには会社の運営で瑕疵があって財産の一部を失うことになるのだが,「やり切っていない」という点では同じだと思った.

人生高々80年として,もう先は殆ど現役としてはやれないのは判っていても,まだやり残しがある感覚というのはその人にとっては重要なのだと思う.社会的には殆ど意味はないにしても.